望郷の念を持って省みれば

今日は、久々に「昔住んでいた」家に行ってきました。
まぁ、正確にはもう、家はないんで、昔住んでいた場所・・？

□挨拶
幻、彼方

□駅
駅に降り立ってみると、さすがに風景は大きく変わっていました。
しかし、便利さは格段に向上しています、そりゃもう

近くのコンビニに駆け込み、地図を立ち読み、
道を確認。
幸い、昔存在した、目印になりそうな名所は健在なので、
それを頼りに進むことにします。

□神社
昔、よくお祭りをした大きな神社も健在。
近くにあった、今にも壊れそうな小さな小屋は、
壊れていました。

□母校
母校に近づくと、ふと、頭に校歌が蘇ってきました。
今まで、まともに思い出せなかったのに、です。

学校も、昔とあまり変わりませんでした。

ぶどう棚も健全だったし、ウサギ小屋も、森もよく遊んだ高木も健在でした。体育館だけは改修中でしたが。

□母校
あ・・・そういえば、校舎の壁に書かれていた、わけのわからない動物が消えています。よかった。あれ、わけわかんなかったし。

校庭の隅っこのほうにあった、地割れすら健在。
危険だろ・・・

あと、1年中枯れない桜は、やっぱり咲いていました。

□昔の住所
次は、通学路を通りながら、昔の家の場所を目指します。
途中変わったところもあったけれど、目印は健在だったので、
迷うことなし。さすがに6年、通いましたし。

□マズいコーヒー
マズいコーヒー屋も健在。
昔、飲んで、マズすぎたという記憶がありましたが、
それは、小学生のころ！！

今は、このコーヒーも美味しいはずで・・・

やっぱマズい

でも、店は潰れてないってことは・・・

・・・
・・・
・・・私もまだまだ大人じゃないんでしょう

□昔の家のあった場所
別のマンションが建っていました。

□公園
家のすぐ近くにあった公園に行って見ました。
なつかしき、この公園。
まったく、あの頃のままです！

炎天下、歩いてきたので、近くのベンチで座っていると、
ふと、違和感が沸いてきました。

あれ・・・最後に、この公園にお別れを言ったあの日と何も変わってないような・・・何が変わっているんだろう・・・

そして、違和感の正体がわかりました。


最後に、ここへ来た日の景色と、何も変わっていない

壁についたヒビ、落書、そして、木の大きさ（隣の家の天井ちょっと下）、そして、亀の人形に撒いてある赤い布まで。

全て、最後にこの公園を訪れた時と一緒です。

□公園
しばらく呆然としたあと、雨が降ってきたので、その場所を後にしました。
そういえば、最後にこの公園を訪れた時も、雨が降って家に帰りました。

□駅前
再び駅前に戻ろうとしましたが。
やはり大きく変わっています。
さすがに迷子になりかけました・・・情けない。
昔と同じ建物が1件しかない（亀屋万年堂）という強烈な変化に体が方向感覚をなくしたのかもしれません。

□今日のキーワード
DejaVu